疲れたらやすむ

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【macOS】【CentOS】CentOSインストール編【環境構築】

仮想環境構築の第2弾です。

今回はCentOSをインストールして起動するところまで。

ダウンロード

以下のサイトからCentOSのディスクイメージをダウンロードします。

https://www.centos.org

リンク先に飛ぶとこんな画面になりますので「Get CentOS Now」を選択。

f:id:chibiCat:20191001221810p:plain

次に「CentOS Linux DVD ISO」を選択。

f:id:chibiCat:20191001221827p:plain

すると何やらたくさんリンクがあるページに飛びます。
すべてダウンロードリンクなのでどれでも良いですが、一番上を選択。

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選択するとダウンロードが開始されます。

下り60Mbpsで30分くらいかかったと思います。

ダウンロード中に間に次のステップへ進んじゃいます。

仮想マシンの箱を作成

ディスクイメージを使わずに設定出来る部分を進めていきます。

まずはVirtualBoxを起動し、「新規(N)」を選択します。

f:id:chibiCat:20191130152930p:plain

次に名前を入力します。
この時に「CentOS」などと入力するとタイプやバージョンが自動で選択されます。
タイプは「Linux」、バージョンは「Red Hat (64-bit)」が選択されていることを確認し、「続き」を選択。

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これ以降は基本的にデフォルトの設定で進めます。

メモリーサイズは1024MBで「続き」を選択。

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「仮想ハードディスクを作成する」を選択し「続き」を選択。

f:id:chibiCat:20191130152945p:plain

「VDI」を選択し「続き」を選択。

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「可変サイズ」を選択し「続き」を選択。

f:id:chibiCat:20191130152957p:plain

最後に仮想マシンの仮想ハーディスクの場所とサイズを決めます。
ここもデフォルトの場所、サイズは8GBのままで「作成」を選択します。

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最初の画面に戻り、今まで選択してきた内容で仮想マシンが作成されます。

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これでCentOSをインストールする箱が出来上がりました。

仮想マシン設定

次は仮想マシンの設定を行います。
この手順では先ほどダウンロードを行なったCentOSのISOを使用します。

作成した仮想マシンを選択状態にし、「設定(S)」を選択します。

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開いた設定ウインドウから「システム」タブを選択します。
起動順序のリストの中の「光学」と「ハードディスク」の起動順序を確認します。

次の画像の通り「光学」の方が「ハードディスク」よりも先に起動する様になっている場合。

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リストの右側の矢印ボタンで「ハーディスク」の方が先に起動されるようにしましょう。
次の画像の通り、「ハードディスク」の方が上になっていれば問題ありません。

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もし「光学」の方が先に起動する様になっていた場合、CentOSをDVDからハードディスクにインストールしても光学ドライブのインストールDVDが立ち上がってしまいます。
その結果、「あれ?インストールしたはずなのにまたインストールする画面なんだけど?!」ということに。
これ結構悩んだので、起動順序は必ず設定を確認しましょう

それから「ストレージ」タブへ。

ここではコントローラーから空の光学ドライブを選択し、右側のDVDのマークから「仮想光学ディスクファイルを選択...」を選びます。

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ダウンロードしたCentOSのISOディスクイメージを選択します。

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コントローラーが空から名前が変わったことを確認し「OK」を選択します。

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最後にネットワークの設定を行うのですが、まずは予め行なっておく設定があるので一度「OK」を選択し設定を完了します。
そして「ファイル」から「ホストネットワークマネージャー...」を選択します。

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開いたウインドウに何かしら表示されている場合はしばらく読み飛ばして頂いて問題ありません。
このように何も表示されていない場合は「作成」を選択します。

f:id:chibiCat:20191224003752p:plain

自動で追加されます。

f:id:chibiCat:20191224003756p:plain

一応ですが「プロパティ」はこんな感じです。
デフォルトのままですが。

f:id:chibiCat:20191224003800p:plain

ホストネットワークを作成したら「閉じる」を選択し、「設定(S)」から「ネットワーク」タブを開きます。

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アダプター1はデフォルトのままで問題ありません。
NATが選択されていればOKです。

続いてアダプター2へ。
ここでは「ホストオンリーアダプター」を選択し、先ほど作成したホストネットワークを選択します。

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この設定は、後々MacのターミナルからSSHで接続するために必要になってきます。
インストールしてから変更すると中々上手くいかなかったので今のうちに設定しておくことをおすすめします。

以上で設定は完了になります。
ここまでの設定を行うとこんな状態になるかと思います。

f:id:chibiCat:20191227134432p:plain

インストール

いよいよCentOSをインストールです。

仮想マシンを選択し「起動(T)」を選択します。

f:id:chibiCat:20191227134633p:plain

仮想マシンが立ち上がります。
そのままEnterキーを押下してインストールを進めても良いのですが、ちょっと画面が小さいのが気になりました。
なので画面を大きくします。

f:id:chibiCat:20191202011305p:plain

Tabキーを押下します。
何やらコマンドが’表示されますね。

f:id:chibiCat:20191202011309p:plain

少しだけ追記します。

以下をquietの前に差し込みます。

resolution=1920x1200

f:id:chibiCat:20191202011313p:plain

数字の部分は適当な値でOKというわけではないみたいです。
こちらに記載ありましたので参考に。

qiita.com

そしてEnterキーを押下すると、しばらくして言語を選択する画面が開きます。
この時点でesolutionで画面サイズを指定したことにより画面が大きくなっているはずです。

画面は大きくなっているけど右側と下側が見切れているよ!という方。

f:id:chibiCat:20191202011316p:plain

「View」から「Adjust Window Size (Host+A)」を選択しましょう。

f:id:chibiCat:20191222235724p:plain

これで画面の見切れがなくなりました。

f:id:chibiCat:20191202013205p:plain

言語を選択します。

f:id:chibiCat:20191223000143p:plain

インストール概要を設定します。
今回設定を変更するのは「ソフトウェアの選択」と「インストール先」の2つです。

f:id:chibiCat:20191223000149p:plain

まずは「ソフトウェアの選択(S)」を選択します。
ここでは「サーバー」を選択し「完了 (D)」を押下します。

f:id:chibiCat:20191223000155p:plain

続いて「インストール先(D)」ですが、そのまま「完了 (D)」を押下します。

f:id:chibiCat:20191223000202p:plain

この状態で「インストールの開始(B)」を選択します。

f:id:chibiCat:20191223001140p:plain

インストールが始まりますので、この間にrootのパスワードを設定してしまいます。
ユーザの追加も行なっておくと良いかもしれませんが今回は省きます。

「root パスワード(R)」を選択します。

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パスワードを入力して「完了 (D)」を押下します。

f:id:chibiCat:20191223000219p:plain

インストールが完了するまでしばらく待ちましょう。

あれ?インストールが完了すると再起動するボタンが表示されるはず・・・。
しかしこのような表示になりました。

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「設定」とだけ表示されています。
勝手に解像度も変更されてしまって画面の左上だけが表示されているような状態ですね。

とりあえず適当にTabキーやEnterキーを押下していたら再起動が始まってくれましたが、何だか嫌な感じです。
もしかしたらインストールを開始する時に解像度を1920x1200に変更したから?と思い解像度を変更せずに同じ手順でインストールしてみました。

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デフォルトの解像度なので見切れていますが、右下に再起動出来そうなボタンが表示されていますね。
そして左上には設定と表示されているので、やはり先ほどは左上部分だけしか写っていなかったようです。

それでは再起動してみましょう。

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インストール時に設定したrootのパスワードを入力しEnterキーを押下します。

f:id:chibiCat:20191223003620p:plain

無事にログイン出来ました。

次回以降はVirtualBoxから「起動(T)」を選択することで仮想マシンを起動出来ます。

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これでCentOSのインストールは無事に完了です。
お疲れ様でした。